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2005年05月27日

将棋界と囲碁界

将棋連盟にプロ入りの嘆願書を出していた瀬川アマが、特例として試験対局を受けられることになり、プロへの道がとうとう開かれたそうです。
NIKKEI NET 将棋王国:(5/26)日本将棋連盟、アマ強豪の瀬川さんに試験対局を実施へ

どちらもプロ組織を持つ伝統的ボードゲームで、共通するところも多い囲碁と将棋ですが、制度面ではかなり違っています。将棋は、プロ養成機関である「奨励会」に入ってリーグ戦を勝ち抜いて昇級昇段し、制限年齢までに四段にならなければプロになれませんが、囲碁は、日本棋院の場合、プロ養成機関である「院生」からプロ入りする以外にも、誰でも受けられる(年齢制限はありますが)棋士採用試験に合格することでプロ入りすることができるので、院生時代にプロ入りできなくて院生をやめた人や、院生経験のない人もプロになれます。関西棋院の場合は、原則として院生からのプロ入りだけですが、世界アマ優勝のような特別な実績のあるアマチュアには、試験対局を受けてプロ入りする道が開かれています。(陳嘉鋭九段、坂井秀至七段がそのルートでプロ入りし、タイトル戦のリーグ戦に入るなど大活躍されています。)それ以外の面でも、将棋ではプロ棋士の弟子でなければ奨励会に入ることができないけれど、囲碁はプロ棋士の弟子でなくても院生になったり棋士採用試験を受けたりできるので、プロ棋士の師匠がアマチュアという場合も多く、将棋よりも開かれた世界という感じがします。

今回の将棋連盟の決定は、瀬川アマの場合に限っての特例措置ということで、今後も同じようなことを認めるかどうかはわからないそうですが、社会人経歴を持った人がプロになるのは将棋界にとってもプラスになることだと思うので、囲碁の関西棋院のように、特別な実績のあるアマチュアに限っては試験対局でのプロ入りの道を認めるということにしたらいいんじゃないかなぁ、と、将棋界と何の関係もない外野の私は勝手なことを思ってます。

投稿者 nonchan : 2005年05月27日 13:59 | 囲碁・将棋

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